先日、友人が『星読み』をやってもらったという話をしていて、面白そう!と思って、すぐにやっている人を紹介してもらった。
すぐに連絡を取って、すぐ予約を取った。
ありがたいことに翌日の午前中にお会いできて、『星読み』をしてもらった。
星読みは、自分の生まれた日時に、いわゆる天体の動きがどういうもので、どういう影響を受けているか・・・を見ていくものなのだ。
私は、出生日が10月7日で戸籍上の生年月日が10月7日。
それを知ったのが30年以上生きてから。しかも1回目の結婚を決めたとき。
という、なんとも意味のありそうな運命なのだ。
星読みは出生日時で見るので、本来は戸籍は関係ない。
だが、30年以上それを知らずにいたこと、30年以上経ってからそれを知ったことはただの偶然ではないと感じていて、両方の誕生日で見てもらった。
それが、なかなか奥深く面白かった。
色々納得しすぎて、腑に落ちまくりだったが、思わず声をあげて笑ってしまったことがあった。
それは、趣味について相談したとき。
私は、「あ、これ面白そう」と思っては試してガーッとハマるのだが、すぐに飽きてしまうというか、熱が冷めてしまう。
去年は、パーソナルトレーニングをやったという友人の話をきき、「面白そう!」と思ってジムに通おうと、ヨガパンツ、ショートパンツ、Tシャツ、シューズを揃えてテンションが上がっていたが、コナミの体験に行って・・・それっきりとなった。
また、昔デジカメカメラの販売員をやっていたときの同僚に15年ぶりくらいにあって、カメラ談義をしていたら私もやりたくなり、その数日後に一眼レフを買いに行き、撮影旅行と称して長崎行ったり伊勢に行ったり、京都に行ったり・・・。
3ヶ月後、そのカメラはメルカリで高値で売られていった。
昔からそうなのだ。
陶芸も料理教室も、結局は数回の体験で満足して継続はしない。
星読みの方に、
「これ、面白い!やってみたい!って思って始めるのですが、すぐにヒューっと熱が冷めていくんですよね。趣味も最初は楽しいのですが、やっていくうちに「わたしもっとやることあるんじゃない?」と、例えば仕事をやって見たいと思っていたことがよぎるんです。私は、他にやりたいことを趣味で埋めようとしているのかなって。」と話したら、
「あなたには、趣味の星が1つもないんです。全くないんです。」とキッパリ言われた。
思わず、飲んでいたピーチティーの桃を果実ごと吐き出しそうになったよ。
あぶない、あぶない。。
そもそも、「趣味」と思って始めるものは、私にとっては、「そこから得られるものはなにか」であり、自分の内面と向き合うためのツールだそう。
「面白そう!」=「ネタになるかも」
という発想しか、基本ないからね。
私は、趣味に生きられない女なのだな。