レッツゴーよしまささんってものまね芸人を知っていますか。
志村けんさんの真似をする人です。
今までの志村けんキャラとは異なり、ふだんの素の志村さんの真似をして話題になった方。
そのレッツゴーよしまささんが、素の志村けんができるようになった話をしていた。
それがとても興味深かった。
小さい頃からドリフなど志村けんの番組のビデオを擦り切れるまで何千回も見てきてそう。
話し方の特徴や間、声のトーンやイントネーションに至るまで。
インプット量は、何十年とあるから膨大な量。
インプットしてアウトプットというように定期的にアウトプットをしていたわけではなく、志村けんの死をきっかけに初めてものまねを披露したら、できてしまった…という(笑)
膨大なインプットによって、もう「そのもの」になっていった。
英語(日本語)もインプットをひたすら膨大な量と時間を費やしてやっていた人が、とても流暢に話せるようになったという話もある。
赤ちゃんが、毎日、言葉をかけられ続け、急に話出すようなもの。
インプットをどんどん続けていけば、自然とアウトプットする時がくるし、今までのインプットは、決して無駄なことなど1つもない。
必ず何かに生かされていく。
何を見て、何を体験するか。
今の自分の体験、体感が、この先の自分を作る。
やっぱり、
人生すべてがネタになる。
しんどい思いも辛い経験も、もちろんしてきている。
だけど、それをしんどい、辛いと嘆き悲しみ、思い出してはノルタルジーに浸るより、
「それがあったから今がある」と糧にしたり、
「あの時ってさー」と笑い飛ばせるくらいのネタにできる方が、気持ちいい。
ここで注意なのは、本当に自分の中で昇華されていないまま、
無理やり笑い話にしようとしても、誰も笑ってくれないってこと。
話している本人が本当に心から笑えるエピソードだったと思っていないと、聞いている人にも伝わるから。
話している本人が楽しそうに笑っていたら、楽しい話なんだって思えるから。