日常的気づき

「ちゃんと」をやめてみる。

以前、札幌時代に長年やっていたパーソナルカラー診断や骨格診断。

来てくれていたお客さまのほとんどが、共通する悩みの1つにあったのがこれ。

「年相応のファッションをしなきゃ」

「もうそろそろ、ちゃんとした格好をしなきゃ」

というもの。

例えば、40代だから、50代だから、

「カジュアルなものばかり着ていては…」

「もっとちゃんとしなきゃ。」

「もっと綺麗な格好しなきゃ。」

「30代だから、大人っぽい服にしなきゃ…」

「社会人になるから、学生の時に来てた服は…」

もっとちゃんとしなきゃ!!!が呪文のようにでてくる(笑)

ところで。

ちゃんと?ってなんだい?

誰が決めたこと?

それは、自分の中で本当に思っている「こうしたい!」という望みなのかな?

それとも、社会や周りの環境、誰かに言われた言葉、「外側の何か」の価値観から「そうしなければいけない」になっていないかな?

まずは、その「ちゃんとしなきゃ」の出どころをハッキリすることってとても大事。

自分の内側からなのか、周りからの影響なのか。

それがわかれば、本当に必要なことなのか、今は必要ではないことなのかを判断できる。

なぜ、そこをハッキリさせることが大事か。

それは、今までしてきてないことをやるって、めちゃくちゃ「覚悟がいること。」だから。

診断に来て、診断結果を踏まえてすぐに似合う色やメイクを取り入れて「変われる人」は、

今の自分に必要なことだから、すぐに新しいリップを買ったり服を買ったり、変わる行動を選択できる。

なかなか「変われない人」は、本当は「今の自分に必要ない」だけなのに、それに気づかず、

診断受けても何も行動していない自分を嘆いたり、否定してしまったり。

変われない自分を責めてしまう可能性がある。

自分を否定、責めてしまう前に、まず、

その「ちゃんとしなきゃ」という脅迫のような(笑)思いの出どころと、自分がどうしたいかを見つめ直してみて。

案外、「あ、無理してたんだ」「本当は、好きなカジュアルを楽しみたかったんだ」とか、気づきができてくるはず。

そしたら、心がきっと軽くなるはず。

関連記事

  1. 報復や復讐のエネルギーは使わない。自分を救うための健全なエネルギーの使…

  2. 自分で自分を否定すると、他者から批判されるようなことが起こる。

  3. 「嫌なこと」でも「必要なこと」なら楽しむ工夫を。

  4. 等身大の自分であれ。

  5. 世界は豊かさに満ち溢れている。

  6. このPMC=パーソナルミッションコンサルタントの原点になった、過去の私…

  7. 憧れの人をそのまま真似たところで、自分に合うとは限らない。

  8. 人生は一人ひとりの物語。