アインシュタインの言葉で、
「どうして自分を責めるんですか?
他人がちゃんと必要なときに責めてくれるんだから、いいじゃないですか?」
というのがある。
まさに。
人は、おそらく2種類いて、他者から責められたり批判されたりしたら、
その「責める相手が悪い」と他者のせいにする人と、
「責められる私が悪い」と自分のせいなんだと自分責めをする人。
HSPの気質も持っている人は、おそらくほとんどの人が、後者。
わたしもそう。
他人のせいにした方が、きっと楽なんだと思うことは多々あった。
「私は悪くないから」と思えば、考えることから放棄できるから。
だけど、HSPの人は、他人のせいにしてみても
「自分はなんてひどい奴なんだ」と、今度は自分を責め始める。
いずれにしても「自分を責める」ことに辿り着いてしまう。
そして、言った相手や言われた言葉、そのときの自分の対応、感情などありとあらゆることをあれこれ反芻しているうちに何日も経っているなんてことも。
この言葉の本質は、「責める相手」をどこにおくかではない。
誰かに何かを言われる、それは、自分自身にとって「気づきのチャンス」でもある。
「責められる」「批判される」ことは、
まったく「自分とは違う価値観を知ること」だったり、
自分にとって「耳がいたい」「見て見ぬ振りをしてること」だったり。
そういう場面に直面したとき、私自身は「どう感じたか」「どう受け止めたか」が重要。
言われた言葉を思い出し、相手の言い方や態度に揺さぶられ、感傷に浸ることよりも!!
そのことを1つの「出来事」として捉え、
それを通して「自分がどう感じたか」を知ることが大事。
そのためには自分と真正面から向き合うこと。
「悲しかったんだ」
「悔しかったんだ」
「もっと優しくしてほしかったんだ」
と見えてくるはず。
そしたら辛かった自分に気づけるし、優しくなれるでしょ。
だから、「気づき」のチャンスは、
必要なときに何かしらのかたちで来るから、大丈夫。
自ら、先走って勝手に自分を責めて傷つけなくていいよってこと。
自分責めのスペシャリストの方、もう卒業ですよw
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