HSP的視点

8月23日から北海道に帰省。地獄の猛暑。

8月いっぱいを北海道で過ごすことに。

涼みに帰省するも、まったく涼しくないぞ、北海道。

むしろ、福岡より気温が高く、めちゃくちゃがっかり。

あちこちドライブでもして、気持ちのいい風を感じられたらと思っていたが、

まったくもって、家から出られる気温じゃない。(幸い、うちは冷房がついている)

連日、35度、36度続き、隣の町では37.5度まで上昇。

実家から、隣の網走まで向かう道はまっすぐで、

右をみたらハマナス群生が、左を見たら、濤沸湖と山、そして馬が放牧されている。

建物などほとんどなく、突き刺すような陽を遮るものなど何一つない。

また、いまだに冷房完備されていない家や店舗、施設も多い。

どこか店に入れば涼しいだろうと避難しようとしても、バッドエンドになることもしばしば(笑)

実家に住む兄夫婦たちは、夏の稼ぎ時とばかりに、道の駅にある店で朝早くから夜遅くまで働いている。

「こっちに帰ってきな」と言われ、休暇を取ったものの、暑くてどこも行けず、家にいる。

ここは平家で、窓を開けると、隣近所から家の中が丸見え。

なので、レースのカーテンを1日中しっぱなしで外がよく見えない。

うーむ。こんな夏なら、福岡にいてもかわらんなぁ。

むしろ、福岡の家なら、窓から海が見えて、眺望もよし。

それだけで、リフレッシュされるもの。

数年前に父親がなくなった後、

兄夫婦と母親のために新居を建て、生まれ育った家は取り壊された。

新しい家が建ってまもなく、母も亡くなり、

兄夫婦だけが住うこの家は、「実家」という感覚はない。

いつのまにか、心地いい場所・安心できる場所は、

生まれ育った土地ではなく、

自分が自分で選び、住んでいる今の場所なのだと実感した夏。

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