お笑い芸人のバカリズム。テレビでも活躍し、自身のライブをやったり、脚本を書いたり。
とてもマルチな才能の持ち主。
バカリズムのネタは、自身が描いたイラストを使ったネタが定番。
そんな彼が以前言っていたこと。
絵が描けるようになったのは、小さい頃に「ドクタースランプ」という漫画(アニメにもなっていたよね)を半紙にトレースして、「自分が描いた」と周りに見せて、褒められ賞賛を得ていた。
それから、調子に乗って、いろんな絵を毎回毎回、何度も何度もトレースして見せては褒められ…
そうこうしているうちに、手が覚えて、トレースしなくても描けるようになったという話。
ポイント:
◉こういう絵が描けるようになりたい。と思って、「今の自分」にできることをやってみた。
まず、それが「トレースすること」
→それが、描けるを実感を擬似体験。描けた喜びを味わう。
◉周りに見せて、褒められる。描けると賞賛される。
→すごいと錯覚。
人から喜ばれる、充実感、満足感、自己肯定感の高まりを味わう。
これらを継続することで、
結果、現実に、絵が上手く描ける自分を作り出せるようになり、自身のネタにも役立っている。
これって、引き寄せの法則、理想の現実化のわかりやすい例だなって。
おそらく、彼はこの一連の行動を続けている中で、
「おれ、鳥山明みたいに描けないな、無理だな」とか「やっぱ才能ねえ」といったことは一ミリも感じていなかったはず。
だって、トレースしちゃってる時点で描けちゃってるから笑
一ミリも「自分を疑わない」がベースにあるのがめちゃくちゃ大事。むしろこれだけあればいい。
これは自分を信頼している、信じきっていること。
だから描き続けられて、結果、トレースなしで描けるようになった。
これが、本当の意味での引き寄せであり、現実化ってこと。