日常的気づき

「もう残りの人生、自分の興味のあること片っ端からやってみよう。」と決めた。

今まで、お金を稼ぐことが1番の豊かさと信じて、仕事を第一優先にしてきた私。

幸い、13年前に始めた自営業も軌道に乗って、周りの同世代のサラリーマンの三分の一の時間で5倍の収入を得ることができた。

パートナーとも仲良く暮らせて、それが幸せだと信じていた。

しかし、

流産、パートナーとの別れ、コロナ禍で両親の会えないままの相次ぐ死に、私は何のために稼いでいるのかわからなくなり、2021年にすべてを辞め、北海道から知り合いのいない福岡へ単身移住。

それからは人が少ない島や地方へ行き、1人で自分を癒す旅を始めた。

誰かと一緒に決めた行き先ではなく、自分だけの意思で決める旅。

進学や仕事の都合、家族の都合ではなく、自分自身の意思で決めた移住先。

他の誰かの意見を取り入れることなく、

何にも左右されず、自分の意思だけでの選択で決めた移住。

意外にも全くの初めてのことだったかもしれない。

そのとき、いつのまにか自分にルールをかし、
価値観を押し付け重石をのせ、
身動きをとれなくしていたのは、
自分自身だったと気づく。

お金があるのが幸せ

キレイな服を着ているのが幸せ

パートナーがいるのが幸せ

子供がいるのが幸せ…

ありとあらゆる描いていた幸せは、あってもなくても幸せでいられる。

その気づきの瞬間、心が一気に解放され、好きに生きていいんだと気持ちが軽くなっていった。

それからは、やりたいことを好きなタイミングでやっていいと決め直した。

残りの人生まだ体験したことのないこと、
興味を持ったら、チャレンジしてみたいと思ったら動いてみる。

旅もそのひとつ。

観光地だけでなく、地元の人たちとの触れ合いや、
街並みをみて回ることでそこの空気感や生活も垣間見れ、
様々な発見がある。全てにおいて一期一会。

ただ何もせず、景色をぼーっと眺める。

そんな時間も私自身の心が豊かになり成長できた貴重な経験。

興味を通して、自分を知る。

一人ひとり自分との向き合い方、自分なりの発見があると思う。

それを見つけてほしい、

そして私の体験や経験を通して、何かヒントになったりわそのお手伝いがしたいって思います。

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