突如、音信不通となり、借金踏み倒して姿をくらませた元パートナー。
私は、お金が返ってこないことよりも、女といたことよりも、
彼と最後まで面と向かって話し合うことができなかったことの方が悲しかったようだ。
彼と音信不通になってから、彼の母親と何度か連絡を取った。
母親に、自分の思いを伝えられたことでスッキリした自分がいることがわかった。
自分の考えや気持ち、落としどころを自分なりに示せたところで、お金が戻ってくる戻ってこないはもうどうでもよくなっていた。
結局のところ、私はちゃんと相手と向き合い対話をしたかっただけなんだ。
今回のことで私が私自身としっかり向き合い、心の声を聞けたことで、私がどうしたいのかがわかった。
私は、きちんと目の前のことを目を逸らさずに向き合い、嘘をつかず真摯に話がしたいんだ。
現状を把握し、その上で、私はどうしたいか、何が必要で、何ができるのかを見つけていくこと。
どんなことでも、しんどい状況でも、
私は必ず、道があるだろうし、光があると信じているから、
そのためにできることは諦めたくないんだ。
私は、最善を見つけるために話し合いたい人間だったが、
相手はそうじゃなかった。という、ただそれだけ。
私が置かれている状況で、できる限りをやって、望む結果ではなかったとしても、
そこまでに必ず意味はあり、必要なことがあるのだと分かった。
この夏、さまざまなことを通して、また一つ、私はわたしと繋がれた。
そんなお話。